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『児玉清の「あの作家に会いたい」』児玉清

児玉清の「あの作家に会いたい」児玉清の「あの作家に会いたい」
(2009/07/01)
児玉 清

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評価<★★★★☆>
物語を紡ぎ出す作業とはどんなものなのか。物語を書くことのできない読者にとっては
実に興味のあることだ。また、どんな経緯で小説家、いや作家を志し、
それがどんな形で成功し世に出ることとなったのか。
本書は、俳優であり、「パネルクイズアタック25」の名司会としても知られる児玉清氏が、
現代の人気作家25人と対談し、創作の秘密を解き明かすものである。
芸能界きっての読書家として知られる児玉氏の、的確かつ丁寧な質問に、
作家たちも思わず本音をのぞかせていく。
東野圭吾さん「大人の鼻をあかしたかったら、本を読もう」、
桜庭一樹さん「悪意も苦悩も人生の本当を書きたい」、
北方謙三さん「人の心を揺さぶってこそエンターテインメント」、
山本兼一さん「仕事に誇りを持っている人を書きたい」、
宮部みゆきさん「物語は人間に必要なもの」など、児玉氏が引き出した作家たちの
珠玉の言葉を味わえる一冊。

大好きな児玉清さん。ロマンスグレーの素敵な紳士。訃報を聞いた時には胸が痛みました。以前に『寝ても覚めても本の虫』を読んで、訳されるのを待ちきれずに本を原書で読んでしまうその知的さに感嘆したものです。アタック25も、ブックレビューもよく見ていました。死ぬ間際まで、「オモシロ本を読め」と言っていらしたときいて、涙が出そうになってしまいます。

そんな読書好きの児玉さんならではの人望で書かれたのがこの本なんだろうな~。荻原浩・東野圭吾・万城目学・桜庭一樹・角田光代・三浦しをん・有川浩・江國香織・・25人全ての方がとんでもなくオモシロ本を書かれるというそうそうたるメンバー。

どのようなきっかけで作家になる決意をしたのか?幼い頃はどんな子供だったのか?本を通して伝えたい事とは何か?短い文書の中に濃縮されています。子供の頃から、大人顔負けの難しい本を読み漁ったという桜庭さん。悪意というものをきちんと伝えたい。とおっしゃっています。ああ、こうゆう風に思いながら『私の男』や『ファミリーポートレイト』が出来上がったんだな、とじーんとします。

三浦しをんさんは、書き下ろしで書いたのが『風が強く吹いている』。傑作だと思います。又、書き下ろしで何か書いてみたいとの事。とても楽しみ。

対談の会話を読んでいて、児玉さんの「本が好き」という真っ直ぐな姿勢がとても心地よかった。

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やま☆わか

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 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

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