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『九月が永遠に続けば』沼田まほかる

九月が永遠に続けば
<評価>★★★☆☆
息子の失踪直後に、愛人の男が死んだ。もしかして、息子が殺したのか?。第5回ホラーサスペンス大賞受賞作。

最近、『ユリゴコロ』が話題の沼田まほかるさん。図書館の書架で沼田さんの作品を発見したので、いそいそと借りてみました。ホラーサスペンス大賞をとった作品らしく、ドキドキしながら怖い思いをしました。全体的に暗くてひたすら重いお話でした。息子の失踪を調査していくうちに浮かび上がる過去の災難。

びっちりと書かれているので、読み応えはありましたが、登場人物の誰にも共感出来なく、なんとなくつらつら読んだな、という感じ。

別れた夫の新しい娘の事を好きだという犀田に、主人公の佐知子が自分からアプローチしていって、男女の関係になるなんて、なんだか気持ち悪いな・・と思ってしまうのです。私だったら、元夫とは全く関わりのない男性を好きになると思うんだけれど。

ゴミをサンダルで捨てにいった息子が失踪してしまった。これにはかなりハラハラものでした。もしや殺されているのでは?なんて嫌な想像ばかりが頭を過ぎってしまって。

別れた夫が新しい奥さんに選んだ女性には、壮絶な過去があって・・。あまりにもひどすぎて、読んでいて辛いものがあった。二度もそんな目にあえば、精神(心)が壊れてしまっても当たり前かと。カウンセリングの場で、医師と患者の間で恋が生まれるのはよく聞きます。だって、自分を理解してくれるのは先生だけなんだから。でもそれは、冷静になれば、きっと何か違う気持ちだと思うんだけどな。

佐知子を支える息子の幼馴染みの父親も、しゃべりかたとかなんだか気持ち悪いし、実際佐知子もこの父親には結構、八つ当たりしてるし(笑)。元夫も変な趣味があって嫌だし、その奥さんは情緒生涯だし、なんだか気持ちが暗くなってしまった。

最後にあんな事になってしまった冬子が哀れでならなかった。冬子にこそ、強く正しく生きて欲しかったです。

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 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

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