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『太陽の坐る場所』辻村深月

太陽の坐る場所太陽の坐る場所
(2008/12)
辻村 深月

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<評価>★★★★☆

高校卒業から10年。クラス会に集まった男女の話題は、女優になったクラスメートの「キョウコ」。彼女を次のクラス会へ呼び出そうともくろむが、「キョウコ」と向かい合うことで思い出される、高校時代の「幼く、罪深かった」出来事―。よみがえる「教室の悪意」。28歳、大人になってしまった男女の想いを描き、深い共感を呼び起こす傑作ミステリー。辻村深月の新境地。

辻村さんらしいトリックだなあ~。ラストで「ああ、そうだったんだ!」としっくりきました。

辻村さんは人間が持つ意地悪な視点でぐさぐさえぐっていくので、読んでいてちょっとつらくなります。

高校を卒業して、社会人になって同窓会を開くのだけれども、集まったみんなに誰もがちょっとだけ不満なのです。何故かというと、女優になった「キョウコさん」が参加していないから。どうやったらキョウコさんが同窓会に来てくれるかという話題に没頭する仲間たち。会話をしながらも、相手の視線や行動を隅から隅まで観察して、いろんな事を思う仲間たち。私だったらこんな同窓会行きたくないし、絶対参加しない。

高校時代から女神のように光っている女性。相変わらず、地味を通しているキャリアウーマン。仕事場よりも同窓会に喜びを感じる銀行マン。キョウコさんと違って弱小劇団にしか出番のない女性。仕事場でキョウコさんと親友だと嘘を吐いているアルバイトの女性。・・・どの人もあんまり幸せとはいえなくて、グイグイ読んだけれども、後味の悪さが少しあります。

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 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

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