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『クラウドクラスターを愛する方法』窪美澄


「輝くような人生の流れに乗るためのボートは、どこにあるんだろう」。
誕生日を間近に控えた大晦日の朝、3年間一緒に暮らした彼が出て行った。
その原因は……

デビュー作で山本周五郎賞を受賞した実力派作家が「家族」を描く、待望の第3作。
表題作書き下ろし。


評価 ★★★★☆
初めての窪作品でした。とてもささいな心理描写が上手な作家さんだなと思いました。主人公の女性は仕事も恋愛もあまりうまくいっていません。うつうつとした気持ちを心の中に抱え込んでいます。主人公はただただ、帰れる場所が欲しかったのではないでしょうか。ほかで生活していても帰れる場所があるということは実に幸せなことだと思います。主人公の両親は離婚してしまっているので、帰れる場所がないいんだなと思いました。

クラウドクラスターとは気象用語で積乱雲のこと。積乱雲の下では天気が荒れ狂ったりするのです。そうゆう天気のときがないと、青空もさしてはこないものなのです。クラウドクラスターのような母親でも、親子なのだからうまくつきあっていかなくてはいけません。主人公自身も、時にはクラウドクラスターのように感情をむきだしにしても良いのではないかな?と思いました。いつも負の感情をうちに秘めてためこんでいるような気がしましたから。

『キャッチアンドリリース』は、変態の男の人がただただ怖かったです。こちらも両親の不仲により傷ついた子供のお話でした。

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やま☆わか

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 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

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