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『信じていたのに』新津きよみ

信じていたのに (光文社文庫)信じていたのに (光文社文庫)
(2005/09/08)
新津 きよみ

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<評価>★★★★☆
大金を拾ったために、自己破産に向かう女…。借りた金を貸主が受け取らず、時効を目前に苛立つ女…。民法上、縁を切ったはずなのに、姑につきまとわれる女…。騙されやすい母親を詐欺から守ろうと必死になる女…。交通事故により、人生の流れが好転した女…。拾得物、債務、離婚調停―。身近な法律が照らし出す、身の回りにある恐怖。全七編を収録。

新津さんは、本当に女性の細やかな心理描写が上手な作家さんです。

「拾ったあとで」「返しそびれて」「切っても切れない」「名づけられて」「信じていたのに」「のちのちまで」「間違えられて」の7編が収録されています。私は基本的に長編が好みなのだけど、本作に限っては、短編でも十分に楽しめました。どのお話も、怖いような、ドキドキと嫌な汗がでてくるようなお話でした。

「拾ったあとで」が印象的でした。242万円という中途半端な大金を拾ってしまった女性が、何故か自己破産をするという事にまで落ちてしまうのですが・・・。これにはラストにあっと言わされましたね~。そうゆう法律があるのか・・・。お金を拾ったら、いつでもいいから交番に届ければいいだけと思ってました。中途半端と言っても、242万円といえば、やはり大金ですよね。沢山本を買ったとしても、まだまだ余りそう。。

どのお話にも、少し法律が絡んでいます。それを、こうゆう易しいお話で知識を得る事が出来て、ちょっと得した気分です。どれも暗めのテーマですが。

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 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

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