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『心はあなたのもとに』村上 龍

心はあなたのもとに (文春文庫)心はあなたのもとに (文春文庫)
(2013/08/06)
村上 龍

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投資組合を経営する西崎は、風俗嬢「サクラ」と客として出会う。香奈子という本名の彼女は、難病・1型糖尿病を患っていた。二人の逢瀬は二年半続き、突然断ち切られた―。西崎の手元には、香奈子からの六百四十三通のメールだけが残された。この時代に生きる男女の「愛」の形を問う。著者渾身の長編小説。


評価 ★★★★☆

結構長かった~。分厚かったです。風俗嬢、金持ちの主人公、セックス・・・と、なるほど村上龍ワールドだと思いました。バブリーな雰囲気がぷんぷんしてます。主人公の西崎は二度目の結婚をして子供をもうけています。すごく家庭を大切にしているんですが、ある時風俗嬢としてやってきた香奈子を好きになってしまいます。香奈子も西崎のことを好きになっていきます。

香奈子には持病があります。1型の糖尿病なのです。いや、すごい大変な病気なんですね。読んでいて心がしめつけられました。毎食後注射を打つだけでも面倒なのに、吐き気、体のだるさなどの症状が出てしまうんです。。本書は闘病日記としても読めると思います。

前半は西崎が香奈子を好きなのに、他の風俗嬢のミサキやアナウンサーのアベマチコなどと浮気を平気でする場面が嫌でしたが、後半はよかったです。切ない。管理栄養士の資格をとらせるために香奈子を専門学校にいかせてあげるのは、とてもよいことだと感じました。ただ、ときどき香奈子のほうからお金の催促をしなくてはいけなくて、これは苦しいだろうなって思いました。いわれる前にあげればいいのにって・・。美味しいご飯をおごるだけではなくて、もっと一緒にいてあげればよいのにと思ってしまいました。

大人のための純愛小説でした。

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 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

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