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『小説を書く猫』中山可穂

小説を書く猫小説を書く猫
(2011/03/15)
中山可穂

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<評価>★★★★☆
ファン待望、幻の作家、初のエッセイ集! 恋愛、執筆、旅について…… 『猫背の王子』から近況まで、18年の作家生活を網羅 孤高の作家は日々、爪を研ぎ、肉球をみがく。 しめきり?……にゃんだ、それ? わたしはいまだに、この年になっても、ということはおそらく死ぬまで、自分のことを人間よりは猫に近い生き物だと思っているのです。 猫を見るととても他人とは思えない。 人間とは結局最後まで馴染めない。 猫には人間の言葉がわかるけれど、人間は猫語を理解できません。そこに猫の孤独があり、哀しみがある。

短編の『弱法師』、長編の『ケッヘル』を読んで、大好きになった作家さんです。初めてのエッセイという事で手に取りました。私の中では、中山さんという作家さんは、溢れる情熱を優雅にお書きになっている・・という勝手なイメージがあったのですが、全然違いました。骨身を削って、大変苦しい思いをしながら一つづつ書き上げて、その度にへとへとになられていたのですね。

小説を読んで、同性愛の作品が多いとは思っていたのだけれど、ご自信でカミングアウトされていたのですね。だからこそ、あんなにも激しい同性愛が書けたのか。。と今更納得しました。

物凄く売れている作家さんと思っていたけど、執筆が遅いせいか、生活は結構苦しいみたいなのでびっくりしました。『サイゴン・タンゴ・カフェ』を描くのにも、CDを沢山購入するだけではなく、ご自身がタンゴが踊れるようになるくらいになるまではまるとの事。ここまでしてるからこそ、心にとても訴えてくる熱いものがあるんだな。

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 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

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