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『わりなき恋』岸恵子

わりなき恋わりなき恋
(2013/03/23)
岸 惠子

商品詳細を見る

孤独と自由を謳歌する、国際的なドキュメンタリー作家・伊奈笙子、69歳。秒刻みのスケジュールに追われる、大企業のトップマネジメント・九鬼兼太、58歳。激動する世界情勢と日本経済、混沌とするメディア界の最前線に身を置く二人が、偶然、隣り合わせたパリ行きのファーストクラスで、ふと交わした『プラハの春』の思い出話…。それがすべての始まりだった。容赦なく過ぎゆく時に抗う最後の恋。愛着、束縛、執念…男女間のあらゆる感情を呑み込みながら謳い上げる人生賛歌


評価 ★★★★☆

とても上品な恋愛小説でした。女性が70歳をむかえる年齢の恋愛小説って読むのが初めてでした。

主人公の笙子は優秀なドキュメンタリー作家として成功しています。ある時パリ行きの飛行機でたまたま隣り合った男性、それが九鬼憲太でした。どちらもファーストクラスに乗って、隣の席は空席を願っていたのですが、このときはたまたま満席だったのです。読んでいて「お金持ちだわ~」なんて思ってしまいます。一回でいいから私もファーストクラスにのって、シャンパンとチョコレートを頂いたりしてみたい・・。九鬼も大企業のお偉いさんなんです。2人がかわす会話が知的で教養がかいまみれて読んでいて憧れました。

笙子は若いときに医師の夫を飛行機事故でなくし、ひとりで子育てをし、生きてきました。一方九鬼には、妻子がいます。そう、いわゆる不倫になってしまうんです。九鬼が笙子に「俺の家庭をこわしてはいけない」と言ったときには、勝手だな~と思いましたが、ちゃんと理由があるんです。九鬼の妻は、精神を病んでいて、とても別れなんてきりだせないのです。でも、笙子がプライドが高く、凛としているので、悲壮感はそんなになかったですね。ラストも納得のいく形でしめくくられていました。

私が70歳のとき、恋愛なんてしてるのかなーと不思議な感覚で読み終わりました。

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 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

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