スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』山田詠美

明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち
(2013/02/27)
山田 詠美

商品詳細を見る

ひとつの家族となるべく、東京郊外の一軒家に移り住んだ二組の親子。澄生と真澄の兄妹に創太が弟として加わり、さらにその後、千絵が生まれる。それは、幸せな人生作りの、完璧な再出発かと思われた。しかし、落雷とともに訪れた“ある死”をきっかけに、澄川家の姿は一変する。母がアルコール依存症となり、家族は散り散りに行き場を失うが―。突飛で、愉快で、愚かで、たまらなく温かい家族が語りだす。愛惜のモノローグ、傑作長篇小説。


評価 ★★★☆☆

久しぶりの山田詠美さんでした。ラストのページであやうく泣くところでした。自分でもびっくりしました。

バツイチどうしの結婚、しかもお互いに連れ子あり・・という状況はなかなかむずかしいものがあるのでは、と心配したのですが、本書の家族はみんな健やかで素直で、あっというまに仲良し家族になることができました。

しかし、母親の連れ子の長男が落雷で死んでしまうのです。若すぎる死でした。みんな嘆き悲しみますが、一番ひどかったのが母親で生きる希望を失い、あっという間にアルコール依存症になってしまいます。仲良し家族がこわれそうになりながらも、みんななんとかふんばり、泣き笑いしながら再生していく物語となっています。

一番切なかったのは創太のけなげさでした。ひとりだけ母親と血がつながっていません。(父親の連れ子だから)。一生懸命はげます創太に母親がどうしてあなたじゃなくて長男が死なないといけないの?みたいなことを口走ってしまうんです。読んでいてつらかったです。

なんとなく毎日生活しているけど、死ってものすごく身近にあるんだなと痛感しました。それこそ明日事故や事件で死ぬかもしれません。大切な人もそうです。毎日をきちんと丁寧に生きていかなくてはいけませんね。思いやりを忘れずに・・。



コメントの投稿

非公開コメント

わかについて

やま☆わか

Author:やま☆わか
 HN:わか

 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

今、読んでいる本
カテゴリ
お気に入りの本好きさんたち。
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。