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『完璧な母親』 まさきとしか

完璧な母親 (単行本)完璧な母親 (単行本)
(2013/10/10)
まさき としか

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テレビの中の可哀想な事件が他人事だった午後、あの子は消えた。同情と非難と好奇が入り混じった目。拡散していく噂話。子供を幸せにできない、失ってしまう。子供を守らなくてはいけない、死なせてはいけない。この世に完璧な母なんていない。だからこそ――。
産み直された子供は、母を憎み、愛し、そして、赦せるのか。ありふれた母たちの凄まじい愛と狂気を描くミステリ。


評価 ★★★★☆

タイトルをみて手にとった本です。完璧な母親なんていないと思っているので、どんなお話か興味津々でした。

最初から最後まで重苦しい気分になるおはなしでした。面白かったです。特に、さいしょの子供を池で亡くしてしまった母親が次に産まれた子供に無理難題をしいていく場面は狂っているところがリアルに描かれてあってゾクゾクしました。また、胸がふさがれるようなここちも味わいました。「母親失格」という恐怖のフレーズはやはり非常にこわいものがあります。わたしじしん子供がまだいないのですが、もし子育てをしていて、誰かに「母親失格」との烙印をおされたらつらくてたまらないとおもうから。

途中から、母親から愛されない弟の話がはじまったときは「あれ?別のお話し?」なんてとまどいましたが、ラストまでしっかり読むとなるほどーと膝をうちたくなります。

幼いときって、世界は母親を中心にまわっていましたもんね・・・価値観や行動を母親にあわせようとするし、母親が悲しい顔をするのが絶対にいやだったですから。このお話しにでてくる子供たちは、けっして幸せな大人にはなれませんでした。普通にいきていくことが困難なのです。母親からの呪縛ですね。。

子育てに関する一資料として胸の中にしまっておこうと思いました。

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 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

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