スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『結婚』井上荒野


結婚願望を捨てきれない女、結婚生活から脱したい女…。満たされない女たちの欲望を金に換える古海とるり子、そして古海を家で待つ妻。果たして彼らに待ち受けるものとは?サスペンス色に溢れる父・井上光晴氏の同名小説に材を採り、まったく新しい物語を構築した野心的な長編小説。


評価 ★★★☆☆
「結婚」というタイトルから、甘くハッピーなお話だと思ってたら、全く違いました。結婚詐欺のお話でした。読んでいて心がどんよりと暗く、ざわざわとした気分になりました。いろんな名前がでてくるので途中で少し??となったけど、なんとか最後まで読みました。いくつかの偽名を使って全国を放浪しながら結婚詐欺を働く男・古海。なんと古海には妻がいるのです。詐欺の手伝いをするるり子。るり子は古海のために夫を捨てたのです。古海のどこがそんなに良いのか?と不思議になるけど、私が小金を持っていて、とても淋しい毎日だったら、騙されていたかもしれないと思わされます。女性が書いた小説だな~としみじみ思います。日本のどこかには古海みたいな男性が実在するんだろうな。。騙された女性たちは、なんとなく騙されているかもしれないという予感はあったと感じました。でも信じていたいんですよね、きっと。なんとも悲しいお話でした。
スポンサーサイト
わかについて

やま☆わか

Author:やま☆わか
 HN:わか

 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

今、読んでいる本
カテゴリ
お気に入りの本好きさんたち。
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。