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『ニュータウンは黄昏れて』垣谷美雨

ニュータウンは黄昏れてニュータウンは黄昏れて
(2013/01/22)
垣谷 美雨

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バブル崩壊前夜、4LDKの分譲団地を購入した織部家。都心から1時間、広大な敷地には緑があふれ、「ニュータウン」と持て囃されたが、築30年を過ぎ、母の頼子は理事会で建替え問題に直面。が、議論は住民エゴの衝突で紛糾、娘の琴里は資産家の息子と出会い、一家は泥沼からの脱出を夢見る…。



<評価>★★★★☆

図書館をぶらぶらしていて見つけた一冊。垣谷さんのファンなので嬉しかったです。いや~今回もとっても面白かった!私自身、賃貸アパートなので、マンション購入なんて話を聞くとテンションがあがります。でも、良い面ばかりではもちろんなく・・積立金や補修工事や建て替えとか、理事会の役員とか、めんどくさーい事がもりだくさんなんですね。綿密に調べられたんでしょうね。

ほんと、バブルに踊らされた世代は可哀相です。私の近場にも○○ランドというニュータウンがあるけれど、5年くらいたったころかな「夜逃げランド」と言われています。母親の頼子の心情がひとごとではなかったですね。悪いことはしていなくて、ただ真面目に働いてるのに、死ぬまでローンに追い詰められるとは、、、。ただ、住む場所を確保したいだけなのに。確かに賃貸はなんだか毎月お金をドブに捨てている気になりますもんね。頼子の生真面目な頑張り方にとても好感をもてる作品です。

娘のほうは、もう運が悪かったとしかいいようがないような(笑)。ただより安いものはないってことでしょうか。ここに出てくる資産家の息子の上から目線が非常にいらつきました。お金持ってるってだけでそんなに偉いの?と聞きたいくらい。しかも親友の紹介みたいな形で知り合ってるんですもんね。そのぶん、ラストに琴里(娘)が親友にいったセリフにすかっとしました。

垣谷さんの作品はいまのところハズレがないですね。
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