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『シュガーな俺』平山瑞穂


異常な喉の渇き、原因不明の激ヤセ、全身の倦怠感。著者自身が糖尿病治療のため、入院した経験にもとづいて執筆した世界初の糖尿病小説。


評価 ★★★★☆
面白かった!っていうかとても勉強になりました。小難しい実用書を読むよりも本書を読んだほうがすぐに糖尿病のことがわかると思います。平山さんご自身が糖尿病になられたことがあるなんてびっくりしました。だって著者近影ではものすごく痩せていらっしゃるから・・。痩せていても糖尿病になるんだってことがわかりました。私も結婚してから少し太ってしまったので、他人事とは思えず、ドキドキしながらの読書となりました。まず、糖尿病にはⅠ型とⅡ型があるんですね。主人公は最初Ⅱ型だと診断されます。最初こそ毎食前に注射を打っていたけど、後は薬を飲むだけでよくなります。主人公はすごい頑張りやさんで、食事節制を徹底的に実施していきます。だけどだんだんそれに追い詰められるようになっていくところがかわいそうでした。奥さんとの関係や浮気相手とのこと、夢であった作家への道とかのお話もほどよく絡んでいて最初から最後まで興味深く読むことができました。でも浮気はダメでしょ。
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『夜明け前と彼女は知らない』平山瑞穂


三十歳を前に、このままでいいのだろうか――。仕事に不満があるわけではないが、漫然と毎日を過ごす真帆。職場を見渡せば、“いい大人"なのに、自称・できる美人や勘違いモテ男、BL好きの人妻といった、言動が伴わない子どもな人ばかり。そんな彼らをやり玉に挙げて楽しむ同僚に、抵抗を感じながらも同調してしまう自分。真帆の胸の奥に生まれた小さな疑問はやがて……。
『大人になりきれない』を改題。


評価 ★★★★☆
『ラスマンチャス通信』で私の心をぐっとつかんだ平山瑞穂さん。大好きでずっと追いかけている作家さんです。毎回、全く違うテーマに挑戦する姿勢がとてもすきなんですよね。

今回は会社の中にいるちょっとイタイひとたちの群像劇でした。イタイんだけれど、なかなかコミカルでくすっとわらいたくなりました。それとともに、がんばれっておもえてきて、ああ、私の中にもイタイ部分がきっとあるんだなーって感じました。なんとなくひとごとではない感じかなあ。

一番興味深かったのは、自称・仕事ができる美人の沙耶様ですかね。やたらと横文字を使うところはちょっとげんなりしたけど、沙耶様はただただ真面目なんですよね。日々努力を怠らないし、全身全霊で人生を生きようとしているのです。それが空回りしてしまって、あらぬ方向につっぱしってしまっただけで(笑)。末松君は身近にいる感じの男性かなって思いました。サシカラ(2人だけでカラオケすること)しただけで、相手の女性が自分のことを好きなんじゃないかって勘違いしてしまうという・・私の身近にもそうゆう男性がいたので、ふむふむという感じでした。人妻の國枝さんはBLコミックを旦那に投げ飛ばされるエピソードがなんともおかしかったです。夫婦喧嘩は犬も食わないといいますからね。

コミカルな中にもくすっと笑える部分があってどんどん読むことができました。
わかについて

やま☆わか

Author:やま☆わか
 HN:わか

 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

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