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『恍惚の人』有吉佐和子


文明の発達と医学の進歩がもたらした人口の高齢化は、やがて恐るべき老人国が出現することを予告している。老いて永生きすることは果して幸福か?日本の老人福祉政策はこれでよいのか?―老齢化するにつれて幼児退行現象をおこす人間の生命の不可思議を凝視し、誰もがいずれは直面しなければならない“老い”の問題に光を投げかける。空前の大ベストセラーとなった書下ろし長編。


評価 ★★★★★
とても有名な作品ということで、電子書籍で読んでみました。とんでもないお話を読んでしまった!!という感じです。親の介護問題は、覚悟はできているつもりだったのだけど、こんなに大変なんだー!とひやっとしました。

私自身、嫁という立場なので、夫の両親の介護はするつもりですが、自信がなくなってしまいそうです。四男の嫁なのですが、兄嫁は遠くに住んでいるのです。

昔の作品なのに、こんなにどきどきしながら読めるということは、老人問題って、あんまり改善されてないんじゃないでしょうか??いろいろいっても、結局お嫁さんに負担がかかってくるのではないでしょうか・・。元気な時はさんざん嫁の昭子をいじめぬいていたおじいちゃんが、おばあちゃんが亡くなったとたんに痴呆になり、しかも昭子のことだけは覚えているというなんたる皮肉。しかし昭子はめげませんでしたね。主婦をしながら法律事務所で働きながら無我夢中で介護をします。夫はまったく頼りになっていませんでした。腹がたつくらい(笑)。おじいちゃんが最後のほうで赤ちゃんみたいにニコッと笑う場面では、涙が出てきました。私も昭子くらい頑張れるのでしょうか・・。とてもとてもおもしろかったので、有吉さんのほかの作品もぜひ読んでみたいと強く思いました。
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やま☆わか

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 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

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