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『月と雷』角田光代



不意の出会いはありうべき未来を変えてしまうのか。ふつうの家庭、すこやかなる恋人、まっとうな母親像…「かくあるべし」からはみ出した30代の選択は。最新長篇小説。


評価 ★★★★☆
恐ろしく読み終わるまでに時間がかかりました。それは多分、どの登場人物にも共感できなかったからだと思います。でも、面白いかったです。興味深いというか。いろんな男の人の家にふらふらと居ついてしまう母親、もてるのに関係が長続きしない息子。家にころがりこまれて一緒にすむようになった女性。この三人のおはなしがベースになっています。普通ってなんだろう??と考えこみました。まともな親に育てられなかった息子や娘は、また、まともな暮らしができないのだろうか?そんなことはないだろうと思うのだけれど、ここに出てくる息子や娘は、まともじゃない状態のほうが、なんだか幸せにみえてしまう。簡単に赤ちゃんをうんでしまうところにはびっくりしたけれど、きちんと子育てはしていてほっとしました。不思議と登場人物に嫌悪感などなく、なんとなく愛おしく思えました。
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『私たちには物語がある』角田光代



太宰治、川端康成、林芙美子からサリンジャー、ブローティガン、アーヴィング、ポール・オースター、ジュンパ・ラヒリまで、開高健、武田百合子、佐野洋子から江國香織、長嶋有、吉田修一、三浦しをん、井上荒野、そして東野圭吾まで、百五十冊にのぼる本を自在に味わう最高の読書案内。


評価 ★★★★☆

大変楽しい読書時間でした~。こうゆう書評系エッセイって大好きです。どんな本がまっているのかわくわくします。手元においておきたい本なので購入しました。図書館で本をかりるときの参考にします。

角田さんの読書にたいする姿勢がとても好印象。難しい言葉を使わずに、わかりやすく伝えてくれる。あと、本に対する愛情がひしひしとつたわってきました。三浦しをんさんなど、読んだことのある本が紹介されていてテンションあがりました。読んだことのない本は、これからすこしづづ読んでいこうと思っています。ジュンバ・ラヒリや大島真寿美さんの本なんかは、コンプリートしたいなあ。

『予定日はジミーペイジ』角田光代

予定日はジミー・ペイジ (新潮文庫)予定日はジミー・ペイジ (新潮文庫)
(2010/07/28)
角田 光代

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流れ星を見つけたとき、あ、できたかもと思った。初めての妊娠。でも、「私、うれしくないかもしれない」。お腹の生命も大事だけど、生活って簡単に変えられないよ。ひとり驚喜する夫さんちゃんを尻目に、頼りなくも愛おしい妊婦マキの奮闘が始まる。目指すは、天才ロック・ギタリストの誕生日と同じ出産予定日!笑えて、泣けるマタニティ小説。著者描き下ろしイラスト多数収録。


評価 ★★★★☆

わりとさらさらと読めてしまいました。あーおもしろかった!妊娠するのって、すごく喜ばしいことなんだけども、すっごく責任重大なことなんですよねー。夫婦二人で生活していた時と違ってなにからなにまで赤ちゃん中心にならざるをえないし、それこそ子育ては一生続くのですから・・。だから妊娠したとわかっても、素直に手放しで喜べない主人公の気持ちが痛いほど分かりました。夫は手放しで喜んでいるようですが。

つわりの変わりに物を嘗めたくなる衝動にかられたり、トイレに閉じこもってみたり、妊娠教室に行ってみたり、ノートをつけはじめたりしたり・・・主人公と一緒にうんうんって読んでました。

ラストのほうになると、主人公にだんだん母性が出てきて、読んでいるこっちまでにこにこしちゃいました。ほんとに笑えて泣けるお話でした。
わかについて

やま☆わか

Author:やま☆わか
 HN:わか

 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

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