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『欲望』小池真理子

欲望 (新潮文庫)欲望 (新潮文庫)
(2000/03/29)
小池 真理子

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三島由紀夫邸を寸分違わず模倣した変奇な館に、運命を手繰り寄せられた男女。図書館司書の青田類子は、妻子ある男との肉欲だけの関係に溺れながら、かつての同級生である美しい青年・正巳に強くひかれてゆく。しかし、二人が肉体の悦びを分かち合うことは決してなかった。正巳は性的不能者だったのだ――。切なくも凄絶な人びとの性、愛、そして死。小池文学が到達した究極の恋愛小説


<評価>★★★★☆
みっちりと小池ワールドに浸りきりました。かなり分厚い本なのですが、途中からは一気読みでした。

若き日の恋愛と欲情・・・。事故で性的不能になってしまった正巳のいらだたしさがびんびん伝わってきて苦しかったです。

館ものとしても興味津々です。三島由紀夫の館と同じ屋敷をつくってしまうなんて、美的センスがあるのか悪趣味なのか。やはり若いときの恋は、最終的には身体の結びつきによって完結すると思うのです。だけど、やはり身体なんて関係ない、精神的に結びついていれば良い・・という希望的な想いもあるのです。その辺が大変情緒的に書かれてあって読み応えのある読書でした。他の本も読んでみたいと思える作家さんです。
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