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『ヒア・カムズ・ザ・サン』有川浩


真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。カオルの父が、アメリカから20年ぶりに帰国したのだ。父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた…。わずか7行のあらすじから誕生した二つの小説。大切な人への想いが、時間と距離を超え、人と人とを繋げていく。有川浩meets演劇集団キャラメルボックス。小説×演劇の全く新しいクロスオーバーから生まれた物語の光。


<評価>★★★☆☆

相変わらずのぐいぐい読ませる筆力は健在でした。面白かったし、結構感動したけれど、今までの有川作品に比べると、ちょっと世界観にのめりこめませんでした・・・。主人公がサイコメトラーという設定は面白いと思ったんですけどね。

でもさすが有川さん、人間の持つ弱い部分や、それを認めて欲しいと願う身近な人たちの心模様が詳しく書き込まれていて続きがとても気になり、最後まで読了できました。『空飛ぶ広報室』に期待します。

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『ストーリー・セラー』有川浩

ストーリー・セラーストーリー・セラー
(2010/08/20)
有川 浩

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<評価>★★★★☆
小説家と、彼女を支える夫を襲ったあまりにも過酷な運命。極限の決断を求められた彼女は、今まで最高の読者でいてくれた夫のために、物語を紡ぎ続けた―。極上のラブ・ストーリー。「Story Seller」に発表された「Side:A」に、単行本のために書き下ろされた「Side:B」を加えた完全版。

とても素敵な夫婦のお話でした。sideAの部分は同名の雑誌で先に読んでいたんですが、それがとても印象に残っていたのです。私は本を読むのが大好きなので、「読む側」なんだけど、反対の「書ける側」の想いも語られて、切ないお話なんですが、ワクワクハラハラしながら、最初からまた読んでいきました。小説を書くことをテキストを叩いてるだけとか、二人の照れながらの言葉のやりとりが微笑ましくて。大好きな作家と結婚するってすっごく幸せだろうな。。一番先に読ませてもらえそうだし。作家としての彼女は、かっこいいんです。言うことははっきり言うし、ちゃんとその責任も取る。こうゆう姿勢の作家さんって尊敬です。そんな妻(彼女)に嫌がらせをしてくる人たちがいて、妻は鬱病になってしまうんですよね・・・。そして身内とのゴタゴタで、本当にまいってしまった妻の病名は致死性脳劣化症候群、という難病。もともと鬱病というのからして、脳みそをギリギリまで使い果たしてしまった結果。というイメージがあるので、両親からの精神的苦痛を抱えながら、作家として文章を紡ぎ出すなんてことをやっていたら、なり得る病だなと思います。最後に二人が出した決断は正しかったと強く思う。
sideBは、もうお二人のラブラブぶりに、こっちまでニコニコしちゃいます。夫から「君を甘やかすのが俺の仕事だ」なんて言われてみた~い!!そんな劇甘な生活にある日、夫が交通事故に遭ったという電話が。。それもただの事故の怪我だけでなく、他にも何かあるらしい。ここらへんは、夫がいる身の私としては、背筋が寒くなって、読むのをためらう位でした。。余命を知って、疎遠になっていた友達を家に呼んだり、猫を飼ってみたり、夫本人は淡々としているのに、読んでいて涙が出てきそうでした。 これを読んで、今よりももっともっと夫を大切に甘やかしたいと思いました。
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やま☆わか

Author:やま☆わか
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 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

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