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『クロスファイア』上下 宮部みゆき


青木淳子は常人にはない力を持って生まれた。念じるだけですべてを燃やす念力放火能力―。ある夜、瀕死の男性を“始末”しようとしている若者四人を目撃した淳子は、瞬時に三人を焼殺する。しかし一人は逃走。淳子は息絶えた男性に誓う。「必ず、仇はとってあげるからね」正義とは何か!?裁きとは何か!?哀しき「スーパーヒロイン」の死闘を圧倒的筆致で描く。


<評価>★★★★★
ネットで仲良しのお友だちからおススメしてもらった本です。画像は文庫版ですが、私はノベルス版で読了しました。

いや~面白かったです!!なんで今まで読んでなかったんだろう?映画になった事とかはぼんやりと知ってはいたのですが。とてもとても悲しい女性のお話でした。主人公・青木淳子は念力放火能力を生まれつき持っています。この能力は、力が体にたまると苦しいので、時々廃工場とかにいって放出させる必要があります。その時に人殺しの少年たちと遭遇し、淳子は自分の力で復讐しようとします。危ないシーンが沢山あって、はらはらどきどきしました。そして時々淳子は暴走気味になるので心配でした。能力持ちゆえに、すすんで日陰を歩いているように淳子が見えて、「幸せになって~」っと思いながら読みました。下巻で、淳子に恋人ができ、淳子がとっても幸せそうだった分、ラストが悲しすぎて涙が出ちゃいました。こんな終わり方って。。。

やはり宮部さんは抜群のストーリーテラーですね。最高です。

幼い能力者のかおりちゃんがどんな風に育っていくのか、気になります。幸せになって欲しいです。

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『ICOー霧の城ー』宮部みゆき


邪悪な力を持つ霧の城は角の生えた子を生贄として求めていた。イコはしきたりに従い、霧の城へ。そこで檻に囚われた少女を発見したイコは、彼女を助け出すがその手を握ると何故か彼の頭の中に様々な幻像が…。不思議な力を持つ少女・ヨルダは何者なのか?そして囚われた理由とは?運命に抗い、謎が渦巻く城からヨルダとともに脱出するため、イコは城主と対決する。


<評価>★★★☆☆
画像はノベルス版ですが、実際は文庫で読みました。アマゾンに画像がなかった・・。宮部みゆきさんが「ICO」という本を書いてらして、そしてプレイステーション2のゲームでも同タイトルがあるのは前から知ってました。あとがきを読むとどうやらゲームが先に存在して、それに触発された宮部さんがノベライズを書いたみたいです。普段ほとんどファンタジーを読まない私。読み始めた時はどうしても想像できない場面が出てきて、読了できるかな?と不安でしたが、下巻からはあっという間でした。童話というかおとぎばなしみたいなファンタジーだなと思いました。

頭に角をもって生まれた少年イコ。村では角をもった人間は霧の城へ生贄にするというしきたりがありました。まだ幼いイコの過酷な運命に胸が痛くなりました。だって周りの大人はみんなしょうがない事、それが運命、みたいな感じで誰もイコを救おうとしないんだもの。友人のトトがよかったな~。ちょっと無鉄砲なんだけど、すごく友だち思いでイコの為に冒険します。

霧の城に向かったイコですが、そこで鳥の籠に閉じ込められた少女ヨルダと出会います。ヨルダをなんとしてでも救おうとするイコの姿に勇気をもらいました。途中からヨルダとオズマ(戦士)の話しになります。オズマの協力を得て、女王(母親)を葬り去ったと思ってたのですが、実はそれは失敗していて・・となり、再びイコとヨルダの話に戻ります。なぜ女王をやっつける事ができなかったのか?そこにはヨルダの母親を慕う気持ちがあって、読んでて胸が苦しくなりました。やはり母親には愛して欲しいし、どこかで信じちゃう気持ちってわかるなー。ヨルダもイコも満身創痍。女王との戦いでボロボロになります。

これはヨルダというお姫様を助ける物語でもあり、イコという少年の成長物語ともいえると思いました。久々にファンタジーにどっぷりはまって幸せな読書時間でした。ラストもすごくよかった!
わかについて

やま☆わか

Author:やま☆わか
 HN:わか

 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

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