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『№6 ♯1』あさのあつこ


2013年の未来都市“NO.6”。人類の理想を実現した街で、2歳の時から最高ランクのエリートとして育てられた紫苑は、12歳の誕生日の夜、「ネズミ」と名乗る少年に出会ってから運命が急転回。どうしてあの夜、ぼくは窓を開けてしまったんだろう?飢えることも、嘆くことも、戦いも知らずに済んだのに…。


<評価>★★★★☆
ヤングアダルトということでオトナな私が楽しめるのかな?とちょっと不安でしたが、これがなかなか面白かったです。あさのあつこさん、SFもかかれるんですね。お友だちのブログで知って興味を持った本です。

ナンバー6という完全で完璧な管理社会に住んでいる紫苑と母親。ある台風の日に窓を開け放ったことによって瀕死のネズミという男の子を助けることになります。しかしそれが管理局にばれて、紫苑はエリートコースから外されてしまいます。公園掃除ロボットを操作する仕事についた紫苑はある時、変死体に遭遇します。若いのにあっという間に年老いて、緑のシミが出来て体からハチが出てくる病気です。同僚までもが変死体になってしまい、紫苑は管理局から殺人罪でおいかけられることになります。そんな時昔助けたネズミが出てきて紫苑を助けてくれます。

ネズミがなんか達観していてかっこよかったですね。部屋が本だらけ、しかも読んでいる本が「マクベス」とはかっこいいではないですか。徹底した管理のもと運営しているナンバー6という街に何が起こっているのか?寄生バチとはなんなのか?これからとってもおもしろくなりそうです。楽しみです。
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『さよならバースディ』荻原浩


霊長類研究センター。猿のバースディに言語習得実験を行っている。プロジェクトの創始者安達助教授は一年前に自殺したが、助手の田中真と大学院生の由紀が研究を継いだ。実験は着実に成果をあげてきた。だが、真が由紀にプロポーズをした夜、彼女は窓から身を投げる。真は、目撃したバースディから、真相を聞き出そうと…。愛を失う哀しみと、学会の不条理に翻弄される研究者を描く、長編ミステリー。


評価 ★★★☆☆
表紙からも分かるように、バースディとは、チンパンジー(ボノボ)のことです。動物物はどうしても泣いてしまうので、今まで敬遠してきたけど、思い切って今回読んでみました。結果、いろいろストーリーでいろいろふにおちないことがあって、あまり感情移入できず、泣くまではなかったです。

前半部分はすごーく読んでて楽しかったです。バースディの言語習得実験が興味深かった!ボノボって頭いいんですね~。簡単な言葉であれば、だいだい理解できています。その言葉がシンプルでとても可愛らしいのです。「ばあ(自分)れずん(レーズンクッキー)すき」とか「め みず」(涙の意味)とかです。

後半部分は恩師である助教授・安達の自殺の理由が弱い気がしました。そんなことくらいで自殺するかな~と思いつつ読みました。恋人である由紀の自殺も、中盤から急に不安適応障害とか出してきて、結婚するのにそんなこともしらなかったの??と不思議な気持ちになりました。

しかしラストはかなり切なかったです。バースディの言葉がシンプルな分、胸にぐっときました。動物ってほんとに無邪気で愛くるしいですよね。タイトルどおり、寂しい終わり方でした。荻原さんにしては少しものたりなかったかな。

『1日が見えてラクになる!時間整理術!』池田暁子


汚部屋の池田が、今度は時間の整理に挑戦!!思い切って、時間を「整理」すれば、なんと「自由」が見えてくる!大ヒット『こんどこそ! 片づける技術!(文藝春秋)』の汚部屋住人、池田暁子が、最後の苦手分野「時間の使い方」の徹底改善に体を張って取り組みます。 なんとな~く家事をし、仕事をし、ときに思いつきでマイブームに走り、気がついたら原稿真っ白で早くも週末・・・! という1週間をすごしていた作者が、「用事をまとめる」というたった一つのポイントを実践したことで1日が劇的に変化しました! 時間の使い方を整理すれば、やがて「自由」も見えてくる!! 時間管理が得意なプロから目線ではなく、どちらかというと「全く不得意」な作者による試行錯誤・実体験から描かれる「時間整理術」なので、信憑性100%です。


評価 ★★★★☆
時々、むしょうにこうゆう系統の本を読みたくなります。コミックエッセイなので、ぱらぱらと気軽に楽しく読みました。

私はテレビはあんまり見ないので、ネットをだらだらするのをやめたいと思いました。そしたら本を読む時間も、もっと集中的に効率よくとれるような・・。一日は24時間じゃないんですよね、睡眠もとれば家事もするしお仕事もするし、こまかいいろんな雑事がある。そのことを意識して暮らしてみたらメリハリがきいていいですよね。ネットは朝と晩の2回だけ見るようにしようかな。もっと沢山本が読めますように。

『乙女の読書道』池澤春菜


声優、歌手として活躍されている著者の初の読書エッセイ集。「本の雑誌」に連載中のブックレビュー「乙女の読書道」を中心に、「週刊プレイボーイ」で連載したコラムや読書日記を収録。巻末には父である池澤夏樹氏との父・娘対談も! 「私にとって読書は世界そのもの」と本への愛情がたっぷり詰まった1冊。


評価 ★★★★☆
すっごく魅力的な書評集でした。図書館で借りたんだけど、購入しようかどうか迷ってます。それくらい素敵でした。池澤さんの読書量のはんぱないこと!私なんてまだまだ~としみじみ。。もう表紙からして好きなんですよね、文庫本がみっちり本棚におさめてあって、これは池澤さんご本人の本棚なのかな?

書評といっても、ラインナップはすんごく翻訳SFにかたよっています。でもそのかたよりぐあいが乙女だな、と思うのです。情熱がほとばしってます。わたしが既読なのは、ビブリア古書堂と魔法使い製作所シリーズだけだったんですけど、他にも読んでみたい本が出てくる出てくる。文章も優しくて、よみやすかったです。

アニメ好きの夫に池澤さんのことを聞いてみたら、「ケロロ軍曹の声優さんで、外国でうまれた超お嬢様」ってすぐに答えがかえってきました。声優さんとしても成功されてるんですね~。

お父様の池澤夏樹さんとの対談や、電子書籍のくだりも非常に楽しかったです。

『夜を買いましょう』浅暮三文

夜を買いましょう (集英社文庫)夜を買いましょう (集英社文庫)
(2007/10)
浅暮 三文

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製薬会社の新薬開発担当の遠藤は、インドネシアの小島でとてつもない強精作用のあるキノコを発見した。意気揚々と帰国したが会社は外資に合併され彼の居場所はなかった。だがこのキノコの能力は強精だけではなかった。人の睡眠を蓄積し、コントロールする働きがあったのだ。遠藤らはキノコによる世界初の睡眠ビジネスをもくろむ。ケータイ雑誌「theどくしょ」で好評連載されたエコノミック・ファンタジー長編。


評価 ★★★★☆

頭からキノコをはやす、というとんでもない設定なのだけれど、とっても楽しめました。

主人公の遠藤がインドネシアの小さい島でみつけてきたワヤンというきのこには、すごい催淫効果があることがわかります。しかしちょうど会社が合併して、遠藤は苦手な営業職か退職をせまられ、退職します。その時の上司、アメリカ人のメイベルから誘われ、きのこを培養して売買する会社をおこすことになります。

普通に培養すると催淫効果がみられるのですが、そのきのこの菌糸を人間の頭にふりかけて培養すると、睡眠効果もあることがわかってきます。きのこには頭から睡眠を吸収する働きがあるんです。(培養されてる人は睡眠不足になります)。そのきのこを乾燥させてタバコのようにすうと、ぐっすりと眠れるのです。そこで「睡眠ビジネス」なることをたくらむのですが・・。

ただの薬として売るのではなく、お金と同じような価値をもたせて販売します。睡眠一時間千円として。途中から、経済小説にもなっていきます。みるみるうちに利益を出し始めるさまが、読んでいてここちよかったですね。貧乏な人は自分の睡眠を売り、富裕層は質のよい睡眠を買う、というパターンになります。ここら辺までは、とっても面白かったんです。

ただ、最後の七章あたりから、少し訳がわからなくなるというか、苦し紛れな感じになるんですよね。そもそも遠藤が昏々と眠ってしまって起きれないのは、きのこの副作用かどうかもはっきりしなかったし。。夢から連れ戻そうとしたメイベルまでも、夢への移住をすんなりきめて、赤ちゃんをほしがって、夢の中のアダムとイブに郵便配達の格好で会いにいったり。。。ラストをどうしたかったんだー??と叫びたいです。
わかについて

やま☆わか

Author:やま☆わか
 HN:わか

 活字中毒です。家事の合間では本ばかり読んでいます。気軽にコメント頂けたらうれしいです。
 

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